「大谷昭宏フラッシュアップ」について。

奈良市の少女誘拐殺人事件の犯人がオタクかつ「オタク=異常者」という「?」な内容の大谷昭宏氏のコラムを読んだり、「フィギュア萌え族」(仮)というアレなキーワードが大谷氏とともにTVで紹介されているのを見て、最初は「こういう短絡的な思考ってイタイなー」などと流していたんですが、色々な方々がこのコラムの問題点について述べたり考えられてりしているのを読んで、私も色々まとめつつ便乗しよう思った事を書こうかなと。

大谷昭宏氏の問題のコラム
参考画像(?)

各所での考察・意見など(参考リンク)
http://d.hatena.ne.jp/goito-mineral/20041126#p3
http://d.hatena.ne.jp/nittagoro/20041126#p4
http://d.hatena.ne.jp/anmonia/20041127#p1
http://d.hatena.ne.jp/kaien/20041127#p3
http://d.hatena.ne.jp/raijin/20041127#p3
http://d.hatena.ne.jp/toshi20/20041127#p1
http://d.hatena.ne.jp/yodaka/20041127#1101529914

上記のリンクに一通り目を通したら、もうこちらの意見なんか薄っぺらいモンなんですが、私の感じた事を書いておきます。
リンクを見ていったら「オタクがどうこう・・・」とかいった問題以前に(当たり前)、マスコミの歪みのようなモノが見えるかと思います。
皮肉にも大谷氏自身の過去の記事*1で述べられていますが、「メディアの強引な〝犯人探し〟」を自ら体現してしまったのかなと。
大谷氏も悪意を持って「大谷昭宏フラッシュアップ」の記事を書いたのではないと思います。
ただ、マスコミが事件の残酷さを「異常性」と結びつけようとしていた*2ところに、大谷氏の「萌えに感じた違和感」を事件の「異常性」と関連させた考えが加わり、その考えを元にマスコミは『自分達とは異なるモノへの違和感』を強調して報道、こういう事になったのだろうと考えています。
マスコミが記事(事件)の特殊性(『異常さ』『違和感』など)をアピールする上で世間で話題になりやすそうだったのが、今回は「萌え」とオタクだったのでしょう。

個人的にこの方の元へ届くであろう大谷氏の返答と、当たり前ですが早期の事件解決に期待しています。

私自身も多くの場合、何らかのカタチで周りの意見に流されている*3ので、この事で「自分ってこういう少し離れた立場で考える機会って本当に少ないんだなぁ」と軽くへこんでみたり_| ̄|○

*1:こちらの方の記事を参照しましたm(_ _)m

*2:ググルニュースの関連記事を見て頂ければ、そーいう体質が垣間見れそうな気が。

*3:今も流されているかも(汗)